元気企業の匠 社労士重谷一郎のブログ

岐阜の企業をもっともっと元気に!

TEL.058-276-7632

〒501-6019 岐阜県羽島郡岐南町みやまち1-161

社会保険労務士

補佐人制度創設で社労士はどう変わるか?

昨年、社会保険労務士法が改正され、社労士による補佐人制度が創設されました。
「社会保険労務士は、事業における労務管理その他の労働に関する事項及び労働社会保険諸法令に基づく社会保険に関する事項について、裁判所において補佐人として弁護士である訴訟代理人とともに出頭し、陳述することができる」(社労士法第2の2)。

中小企業では、労務管理に精通した総務担当者を置いているケースはほとんどなく、経営者やその親族が片手間に業務を行っていることが多いため、コンプライアンスに対応するための知識と経験に乏しく、無用な労務トラブルを引き起こすことがあります。それを未然に防止することに専門家としての顧問社労士の大きな役割がありました。

近年、情報社会の中で労務トラブルに関する情報も溢れ、また、その解決手段も多様になりました。「経営者は強者であるから弱者である労働者を保護する」という視点は正しいでしょう。本当に保護が必要な大半の労働者には有益です。でも時にはとんでもない労働者もいます。労働者としての義務も果たさないのに。弱者保護の御旗を振って外の多様な解決手段に訴える一握りの人たちです。

こんなとき、いままでも弁護士に頼まれ、補佐人として裁判所で陳述することはゼロではなかったかもしてませんが、それには代理人である弁護士の理解と裁判所の許可が必要でした。許可がなければ、どれだけ有効な陳述したくても決して中には入れなかったのです。しかし、今回の社労士法改正により、裁判所の許可が必要なくなりました。民事訴訟、労働審判及び民事調停において、弁護士と二人三脚で補佐人として陳述できることになったのです。
1回目期日まで時間のない労働審判においては、弁護士と協力して資料を作り、当日は同行して陳述する社労士の姿が多くみられることになるのではないかと思っています。

岐阜の元気企業の匠 社会保険労務士重谷一郎公式サイト

社労士の職業倫理

今日は社労士の必須研修である倫理研修を受けています。社労士は、五年に一度この研修が義務付けられており、職業倫理を再確認します。社労士は、公の信用力を背景に、労働社会保険諸法令に関する業務を『職業』として独占的に行う立場を認められたプロフェッションを有します。プロフェッションは、高度の専門的知識と技能だけでは十分ではなく、高い職業倫理が要請されるからです。内容はお世辞にも楽しい研修とは言えませんが、とても重要な研修です😄