元気企業の匠 社労士重谷一郎のブログ

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雑感

大学入試新テスト

今日の新聞に、大学入試改革の制度設計を議論する文科省専門家会議の最終報告として、大学入試新テストに「記述式導入」決定と報じられていました。専門家が3年も議論して決まったのはこれだけで、代わりに当初考えられた改革案は大きく後退してる感があります。しかも実施までさらに4年。とても改革と言えるものではなく、とてもとても残念です。現行の仕組みの中でしがらみだらけの専門家が中心になって議論するといつもこんな調子です。
私も分野は違いますが、専門家と言われる端くれなので・・・・。

「グローバル時代に十分対応できる次代の日本人を育成すること」が、改革の狙いですよね。今の日本人を見て、従来の制度ではダメだと考えるから改革議論が始まったわけです。ちなみに「改革」をコトバンクで調べてみると、「社会の変動や危機に対応し、あるいは適合するように社会的、経済的、政治的諸制度や諸組織、諸政策などを部分的に改善することをいう。」とされています。
今回の改革でグローバル時代という社会変化に対応、あるいは適合できる日本人が育成できるとは私にはとても思えません。今回の決定は改革ではなく、日本人が得意とする「改善」(コトバンクによると「社会の悪いところを改めてよくすること」)でお茶を濁してしまったように見えます。

そもそも、「グローバル時代に十分対応できる次代の日本人を育成すること」を実現するのに、大学入試制度改革の議論だけでいいはずがありません。少なくとも大学卒業制度改革は同時に議論する必要があると思います。

イギリス、オーストラリアやカナダといった旧大英帝国圏の高校生は、在学中の成績で進学できる大学が決まってしまうといいます。日本のような教養課程はなく、大学では1年次から専門課程の勉強が始まるため、高校最後の12年生のときに大学での勉強に備えてカレッジスキルを学びます。

そして、めでたく大学に進学しても厳しい勉強が待っています。学期ごとに中間試験(Mid Term Exam)と期末試験(Final Exam)が実施されますが、その割合は大体50~60%くらい。残りは、授業中に行われる小テスト・論文・課題であったり、発言や授業中の態度、出席点などがすべて含まれるといいます。

学生たちは、卒業して学位を取得するために必死で勉強し、試験期間中は24時間開いている大学図書館は、いつも満席というからすごいではないですか。そんな光景日本の大学にありますか?
半面、学業を放棄してドロップアウトする学生が実に多いのです。勉強しないやつは去れというわけです。

大学時代に勉強しなかった私だから、今この程度なのですが・・・(笑)
そんな私が言うのもなんですが、「日本も、大学は必死に勉強するところ」じゃないとだめでしょ。

社員の権利と義務

最近、一人前の仕事が出来ないのにも関わらず、自らの権利ばかりを主張する社員さんに出会うことが、以前よりずっと多くなりました。権利とはやるべき義務を果たしてこそ主張できるものだと思いますが違いますか?!社労士だから経営者の視点に立って考えているというわけではありません。私がサラリーマンだった20年以上前も、飲みにいけば上司や会社の悪口は言っていましたが、半人前の自分が会社に対して当たり前のように権利を主張するということは考えも及びませんでした。周囲から一人前と認められていない人が自らの権利を主張するとどういうことになるでしょう。会社の中で自ら浮いてしまい、仕事がやりにくくなるだけではないでしょうか。