9月29日(日)に『第12回がん就労を考える会「がんとお金、がんと仕事~経済毒性を考える~」シンポジウム』が開催されます。
長年、愛知県がんセンター病院や岐阜県総合医療センターにおいて、がん患者の就労に関する専門家として支援を行ってきた当事務所の社会保険労務士「山下 芙美子」が講師・パネリストとして登壇いたします。
医療従事者・一般の方を問わず「仕事と治療の両立支援」に関心のある方は、ぜひご参加ください。
日程:2024年9月29日(日) 10:00~12:00
会場:日本赤十字社愛知医療センター 名古屋第二病院 研修ホール
備考:現地開催に加え、ライブ配信を行います
会場:日本赤十字社愛知医療センター 名古屋第二病院 研修ホール
備考:現地開催に加え、ライブ配信を行います
詳細や参加申込は、下記PDFをご覧ください。
第12回がん就労を考える会_がんとお金、がんと仕事~経済毒性を考える~
仕事とがん治療の両立支援に関して
我が国において、がん患者の約3人に1人は20代から60代でがんに罹患し、仕事を持ちながら通院している方が多くいます。また、がんと診断を受けて退職・廃業した人は就労者の19.8%、そのうち、初回治療までに退職・廃業した人は56.8%となっており、ご本人が診断時から治療と仕事の両立についても、気軽に相談できる体制づくりが求められます。
厚生労働省では、「第3期がん対策推進基本計画」(平成30年3月閣議決定)、「働き方改革実行計画」(平成29年3月28日働き方改革実現会議決定)に基づき、労働関係部局と連携しながら、治療と仕事の両立を社会的にサポートする仕組みを構築し、がんになっても生きがいを感じながら働き続けることができる社会づくりに取り組んでいます。
がん患者・経験者の両立支援、就労支援を円滑に進めるための取り組み
- がん患者が治療と仕事を両立しやすい環境整備
- がん診療連携拠点病院等でがんと診断された時から相談できる環境整備
- 離職しても再就職について専門的に相談できる環境整備